カナガンキャットフードの成分を分析|本当にプレミアムと言えるのか?

カナガンキャットフードの保証分析値は以下の通りです。

粗たんぱく質: 37.00%
脂質: 20.00%
粗繊維: 1.50%
粗灰分: 8.50%
炭水化物: 19.21%
水分: 7.00%
オメガ6脂肪酸: 2.99%
オメガ3脂肪酸: 0.82%
カルシウム: 1.58%
リン: 1.40%
マグネシウム: 0.09%

粗タンパク質が37%と高めになっています。

仔猫や若い猫、筋肉質だったり運動量がたくさんある猫には向いているのかと思います。

しかしながら、タンパク質が高く、その分リンも高目になっています(肉や魚にリンはいっぱい含まれています)
猫はその生態から、腎臓をやられやすいです。

腎臓のネフロンという組織が人や犬と比較して少なく、要するタンパク質が多めなため、腎臓に負荷が掛かりやすいです。

老猫になったら慢性腎不全になる猫もたくさんいます。うちの猫も10歳で慢性腎不全と診断されました。

それから考えたら、全ライフステージ対応と言ったとしても、腎機能の悪くなってきているシニア猫には、タンパク質もリンもあり過ぎると思いますね。

 

 

繊維質は1.50%と普通のエサなみか、ちょっと低めです。

一例として長毛種の猫で毛玉対応となると繊維質が多いものをセレクトするわけですが、毛玉対応のエサと比較したらかなり少ないパーセンテージです。

まあ毛玉対応のエサではないのでそれは当たり前として。

繊維質低めで脂質が20.00%と高いなので、軟便に繋がってしまう猫もいるかもしれないですね。

脂質が多いと下痢や軟便になる猫はある程度いますので、飼い猫がそういう特性がないか確かめてみれば安心できると思います。

1回トライしてみるっていうのも手ですけどね。

ちなみにうちの猫は下痢や軟便になりやすいのですが、繊維質多めで脂質低めだとコロコロウンチでした。

脂質が異常に多いと軟便の時もありましたが、高消化性のタンパク質を使ったエサの場合、あるいは乳酸菌サプリメントをあげている場合はいつもどおりに健康な便が出ていました。

 

オメガ6脂肪酸が2.99%、オメガ3脂肪酸が0.82%含まれています。

このオメガ3と6の脂肪酸は猫用のサプリメントにもありますが、実は美しい被毛や、炎症を抑える働きがあるとされています。

そして腎臓にダメージをもたらさないようにする動きもあるのではという認識も最近出てきていて、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸のサプリメントで腎不全の数値の好転が見られたという飼い主さんもいらっしゃいます。

ただ、カナガンは高タンパクですので、腎機能が弱った猫には一押しはできないです。そういった状況ではサプリメントで摂ったらいいかと。

しかしながら腎臓に問題がない猫であれば、餌にオメガ3や6脂肪酸を取り入れてくれているというのは、おすすめです。

体にはいい成分ですので、含まれていないものに比べたら入っている方が理想的です。

カロリーは100gあたり約390kcalです。

猫のエサの中では高カロリーです。

ただタンパク質が筋肉になって熱量が加わってけっきょく太らないとか、栄養が足りていれば猫はいたずらに沢山エサを食さないとかいうこともありますので、かといって絶対にカナガンを食べたから太るとは思えません。

炭水化物が多いせいで脂肪が付くということもあるので、一概には言えません。

ただ、カナガンをあげてもバクバク大量にエサを食べちゃう食いしん坊の猫さんで行動量も少ないというケースになると、カロリーがたくさんて太るかもしれないですね。